棚機津女 機はた 織物をつくる装置の総称。 一般には人力で操作される織機をさすことが多い。 原始的な 採集狩猟民 族の文化では1本の糸で織物をつくる編む技術はあったが,経糸 (たていと)と緯糸 (よこいと)を交互に織る技術はなかった。 機は単純農耕民族になって登場したもの。 → 手機 (てばた) →関連項目 宮津 出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報 世界大百科事典 第2版 「機」古代から近世になると、居座機 (いざりばた)や 高機 (たかはた)が登場し、人間の手足も織機の一部となって、足で綜絖を動かし、手で杼を通し、腰帯で経糸や織布を引っ張るという操作が「織る」という作業であった。 近代になって動力機に連結した織機が自動で行うようになり、人間は緯糸の補給や機械管理を行う程度となった。 「織る」作業を分解すると、 (1)経糸を張る、 (2)経糸を開口させ 機 はた 語源